2019年9月7日 更新

漢方の観点から見た美白・くすみの原因と対策法

「あれ?日焼けした?」夏に海や山に行ったわけでもないのに、あなたのすっぴんを見た人にこう言われたり、自分で鏡を見た時にそう思ったり。そういうことはありませんか?それは、夏の疲れがお肌に出てしまっている“くすみ”かも!?今回は漢方の観点から、くすみを解決して美白になる方法をお伝えします。

そもそも、”くすんでいる”ってどういうこと?

色白のお肌でも、こんがり小麦色のお肌でも、くすみなく透明感のあるお肌でいたいのは共通の望み。
ですが、そもそもくすみってなんなのでしょうか?
なぜ、くすむのでしょうか?

くすみとは、お肌の明るさや透明感、艶が失われて、あなた本来のお肌よりも暗く見えてしまっている状態のこと。
逆に言うと、くすみを晴らせば、あなたのお肌は今よりもっと明るくなるのです。

では、なぜ、お肌が暗く、くすんでしまうのはなぜでしょうか。
実は、お肌を暗くしている要素は1つではありません。
意外なことがくすみの原因になっているのですよ。

お肌のくすみの原因は6つもあった!

お肌のくすみの原因はいくつもあります。
あなたのお肌がくすんで見えるのは、何が原因でしょうか?
原因が何かによって対策は変わってきます。
ここでは、くすみの原因とその理由をお伝えします。

血行が悪い

お肌に栄養を運んでいるのは、血液です。
特に毛細血管の血流が悪くなると、お肌に栄養を届けられなくなり、お肌の老廃物を回収できなくなてしまいます。
すると、お肌によどみが生まれてしまう原因に。

乾燥

お肌は乾燥するとくすみます。
白身魚のお刺身と干物を思い浮かべてみると分かりやすいです。
お刺身はみずみずしく透き通っていますが、一方で干物は茶色く不透明ですよね。
お肌も同じ。
みずみずしければ透明感がありますが、乾燥すると茶色くくすんでしまうのです。

シミ、そばかす

お肌自体には透明感があったとしても、お顔の中にがあると、透明感を打ち消すように暗く見えてしまいます。
その影の数が多いほど、くすんで見えてしまうのです。
シミやそばかすは影になるので、くすみの原因の1つになります。
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目の下や目の周りのクマ

シミやそばかすと同じように、クマも影の1つ。
クマの色が濃かったり、範囲が広かったりすると比例して、お肌もくすんで見えてしまいます。
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(こちらの写真も同じように、左にクマを描いてみました。
元のお肌の色は同じはずなのに、クマがある方のお肌は、右のクマがないお肌よりもくすんで暗く見えますよね?)

ニキビや毛穴による凹凸

ニキビや目立つ毛穴による凹凸も光が当たることで、お肌に影を作ります。
どんなに凹凸が小さくても、たくさんあるとそれだけ影の数も増えますので、くすみに見えてしまうのです。

古い角質

冷えや血行の悪さ、代謝が悪いことによりお肌のターンオーバーが乱れると、古い角質が残り、それがくすみに見えてしまいます。
上記を参考にして、自分のくすみの原因を見極めましょう。
あなたのくすみの原因がわかったら、次の項ではそれぞれを漢方で紐解いて、対策をお伝えしていきますね。

漢方でひもとく、くすみを晴らして美白肌を手に入れる方法

漢方でひもとくと、くすみの原因別に、日々のお食事で何を選べば透明感が得られるのか、導き出すことができます。

血行が悪い

漢方では瘀血(おけつ)という状態です。
瘀血になってしまうのはカラダが冷えていることが原因ですので、くすみを晴らすためにはカラダを内側から温めることが近道です。
体温よりも冷たい飲み物を避けること、血めぐりを整える玉ねぎ、長ネギ、にんにく、シナモンをいただくようにしましょう。
お家でご飯が食べられるときは、鍋料理はいかがでしょうか。
ネギを食べる機会も増えるのでは?
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乾燥

漢方でひもとくと、血虚(けっきょ)という状態です。
血虚とは、カラダの中のうるおいと栄養が不足していること。
このタイプはただ単に、水分をとってもお肌はうるおいません。
赤色の食材(赤身肉、赤身魚、イチゴなどのベリー、赤パプリカなど)・黒色の食材(黒きくらげ、黒ごま、黒豆、わかめ、こんぶなど)をいただくと、うるおいと栄養がカラダに満たされます。

シミ、そばかす

シミ、そばかすができやすい、痕が残りやすいというのは、1番目にお伝えした「血行が悪い」と同じで「瘀血(おけつ)」です。
カラダを冷やさないようにするのと同時に、上に書いたようにカラダの中から温める食材をいただくようにしましょう。
コーヒーはカラダを冷やしますので、飲むときはシナモンをひとふりすると良いですね。
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目の下や目の周りのクマ

クマも1番目にお伝えした「血行が悪い」と同じく「瘀血(おけつ)」です。
全身を温めるのと同時に、目を温めてリラックスできるグッズを活用するのも良いですね。

ニキビや毛穴によるでこぼこ

驚くかもしれませんが、ニキビはお肌が乾燥しているとできます。
特にお肌表面だけではなく、カラダの内側が乾燥していることでお肌にうるおいが届かずにニキビができています。
上記2番目にお伝えした「乾燥」対策を実施してみてください。

毛穴が目立つ原因を大きく3つ挙げるならば、乾燥・たるみ・代謝が悪い、です。
乾燥は上でお伝えした「乾燥」対策を実施してみてください。
お肌をすっと持ち上げると、毛穴が目立たなくなる場合はたるみが原因です。
たるみは漢方では「気虚(ききょ)」というエネルギー不足の状態になっていますので、気を補給できる、玄米・豆類・イモ類・きのこ類をいただくようにすると、カラダの内側からリフトアップし、毛穴も目立たなくなっていきます。
イタリアンを食べに行くときは、パスタではなく、リゾット(お米料理)を選ぶといいですね!
代謝が悪いというのは次の「古い角質」のところで解説しますね。
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古い角質

漢方では気虚(ききょ)という状態のため、全身の代謝が悪くなり、お肌のターンオーバーも乱れています。
お風呂では湯船に浸かって汗をかくことも対策になります。
お食事では、1つ前でもお伝えしましたが、気を補う玄米・豆類・イモ類・きのこ類をいただくようにするといいですよ。
今回はくすみの原因と対策をお伝えしました。
あなたのお肌がくすんで見えている原因はなんでしたか?
美白コスメ、くすみを晴らすコスメはたくさん出ていますが、やみくもに美白コスメを選ぶのではなく、自分のくすみの原因がなんなのかによって使うコスメも選ぶ食べ物も変わってきます。
まずはじっくりご自身のお顔を見て、くすみの原因を知るところから始めましょう。

RAN 公式Twitterアカウント→ https://twitter.com/rantee_beauty

大塚まひさ

薬剤師、毛髪診断士、漢方臨床指導士。漢方で月に80錠飲んでいた頭痛薬を手放し、万年のストレスニキビから解放された経験をもつ。漢方で紐解くと、頭痛も肌荒れもカラダの中の乾燥が原因だったことがわかり、カラダの内側から潤い肌を創る専門家を育成する「うるおい漢方®」講座を開講。カラダの内側から潤うための「うるおい美漢茶®」ブランドオーナー。うるおい漢方を伝える中で、髪に悩む女性が多いことに気づき、毛髪診断士を取得。カラダの内側、外側からうるおい美髪を創るための情報発信をしている。 公式ホームページ https://bikancha.com/
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