
夏の料理は調理家電まかせ! 涼しく作れるレシピ
暑くなると、家事の中でも辛くなるのが料理。どんなに料理が好きでも、火を使うキッチンに長時間立つのは辛かったりしますよね。
なんとか時短になるようにと、思いつくレシピもマンネリになりがちではありませんか? そんな苦痛から、調理家電を上手く使って解放されちゃいましょ♪
身の回りにある調理家電を、もう一度確認してみよう
ガスコンロやIHの前に立っているのが暑くて辛いなら、そこに立たなければいいのです。
そんなの可能なの? 料理するのよ? と思うかも知れませんが、キッチンを見渡してみてください。案外材料を入れてそのままにできる調理家電があるはず。それを活かして料理ができるはずです。
炊飯器まかせにできる、シンガポール風チキンライス
まずはいつも使っている炊飯器。おかずとごはんを一緒に作れる、というのは聞いたことのある人も多いかと思いますが、食材のにおいがごはんに移るのが欠点でもあります。
それをカバーできるのがシンガポール風チキンライス。本来鍋でじっくり作るものですが、実は炊飯器で簡単にできてしまいます。
●炊飯器で出来るシンガポール風チキンライス
<材料(2人分)>
■チキンライス
鶏もも肉……1枚
塩……小さじ1/2
砂糖……小さじ1/2
おろししょうが……大さじ1/2
おろしにんにく……大さじ1/2
お酒……大さじ1
お米……1合
中華スープの素……小さじ1
■ソース1
おろししょうが……大さじ1/2
おろしにんにく……大さじ1/2
長ねぎみじん切り(白い部分)……10センチ分
ごま油……小さじ1/2
砂糖……少々
醤油……大さじ1/2
レモン汁……少々
■ソース2
スイートチリソース……適量
<作り方>
1.鶏肉の水分をキッチンペーパーで拭い、中華スープとお米以外の調味料をすりこんでビニール袋に入れ、10分置く。
2.お米を洗い、炊飯器の分量より少なめの水を入れ、中華スープの素を入れて混ぜておく。ソースの長ねぎを刻んでおく。
3.2.に1.の鶏肉を皮目を上にして袋の水分ごと入れ、炊飯器のスイッチをオン。
4.ソース1の材料を全て混ぜ合わせておく。
炊飯器でできあがるまで、40分ほどかかります。その間に涼しい部屋で、ネイルカラー塗ったりもできちゃいますね。見栄えもいいから、お友達を招くときの料理にもぴったりです。
家のオーブンレンジのあの機能、使っていますか?
いろいろある調理家電の中でも、家にあるものの中で、意外とみんな使っていないのがオーブンレンジの「オーブン機能」。
料理を下ごしらえして、温度と時間を設定して入れておけばできてしまうのに、これを使わない人が多いなんてもったいない!
簡単なオーブン焼きから、少し手の込んだものまで、かなりいろいろできるのです。今回はたっぷりの野菜を使ったものをご紹介します。
●野菜のオーブン焼き
<材料(2人分)>
じゃがいも……小1個
玉ねぎ……1/4個
しめじ……1パック
トマト……中1個
ブロッコリー……1/4株
オリーブオイル……80ml
白ワイン……50cc
オレガノ(乾燥)……大さじ1/2
塩、こしょう……各適量
<作り方>
1.じゃがいもは5ミリの厚さに切る、玉ねぎは2ミリの薄切りにする。しめじは石づきを取ってほぐす。トマトは2センチ角に切る。ブロッコリーは小房に分ける。
2.オリーブオイルと白ワインを混ぜる。
3.耐熱の器に塩こしょうを振り、2.を大さじ1振りかける。じゃがいも、玉ねぎ、しめじ、ブロッコリー、トマトの順番に重ね、オレガノを振り、塩こしょうを振る。2.を全体に振りかけて250度のオーブンで15分焼く(トースターでも可)。菜箸で刺してみて、じゃがいもに火が通ったらできあがり。
※食べるときにお好きなパンを添えて。野菜から出る水分までおいしくいただけます。
トマトから出る水分とワインやオイルを、一番下のじゃがいもが吸ってほくほくに。キャセロールなどのそのままテーブルに出せるオシャレな鍋に入れて作っても、見た目もきれいでインスタ映えもバッチリ。
もちろん野菜だけだからヘルシーなのに、しっかりおなかもいっぱいになります。
涼しい部屋にいられるだけでなく、調理家電に料理をまかせている間の数十分のすきま時間に、スキンケアしたり、ネイルを塗ったりなど、女磨きもできちゃう。
調理家電と時間を上手に使って、さらにキレイに磨きをかけましょう。